糸島芸農

2016年 10月22・23日及び29・30日 に開催される糸島国際芸術祭2016 糸島芸農に、プロジェクト代表 片山雅史が参加致しました。
参加内容は、「思い出の壁、幸せの食卓」というプロジェクトです。
共に巨大なモザイク絵画の制作を行うことを通して、高齢者の皆様の心の闇をケアし、社会参加が促されることを願い、本企画は始動致しました。
制作には片山雅史の他、MBG(松末Boys & Girls)、KUKL(Kyushu University Katayama Lab)が携わりました。

 

8月24日、プロジェクトのために、説明会が行われました。
高齢者の皆様は、とても溌剌としてらっしゃいました。これからのプロジェクトに、期待を膨らませていました。
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9月1日、糸島国際芸術祭2016 糸島芸農に向けて、最初の活動を行いました。
この日は、松末にある古い神社の境内に集合しました。
高齢者の皆様には、大切な写真や、思い出の品々を持ってきて頂きました。
それらをカメラで撮影しながら、幼い日々に遊んだ思い出から、戦争の記憶まで、様々な思い出話をお聞きしました。
皆様に語って頂いた、現代では薄れてしまった数々の習慣は、とても新鮮な物に感じました。
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9月6日、この日は、前回撮影した写真をプロジェクターで映し、思い出の写真・品々についてもう一度お話頂きました。
そして、プロジェクト代表 片山雅史の過去の作品の数々を、皆様に見て頂きました。
皆様、真剣に、ご覧になっていらっしゃいました。
プレゼンテーションの終わりに、おしること、ゴーヤの漬物を頂きました。
おしるこの甘さと、ゴーヤの苦味がお互いの旨みを際立たせており、とても美味しかったです。
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9月17日、この日は立派な日本家屋の中での打ち合わせとなりました。
襖に、これから高齢者の皆様と制作する作品の完成予定図を映し出し、皆様にご意見を頂きました。
数々の真摯なご意見を頂き、これからの制作の指針と成りました。
非常に充実した1日でありました。
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9月30日、この日からいよいよ作品制作に向けての作業を開始いたしました。
皆様の思い出の写真・品々をa4サイズの紙に印刷し、その上から、指定の場所に金属の顔料を塗っていきました。
皆様、黙々と作業をしてらっしゃいました。
まだまだ作業は始まったばかりでしたが、全員、期待に胸を躍らせていました。
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10月4日、前回の作業で塗りむらが激しかった部分に、もう一度上塗りをして、さらなるクオリティの向上を目指しました。
さらに、思い出の品々の写真をベースにした、もう一点の作品の制作も、この日開始しました。
徐々に、ぼんやりとしていた作品の完成形が見えてきました。
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10月11日、この日はそれぞれのa4の紙を水糊で張り合わせ、作品を仮完成の状態にしました。
張り合わせる作業のために、度々腰を上げる動作があったのですが、腰へのいいリハビリになったと言って頂きました。
いよいよ制作も大詰めとなりました。
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10月18日、この日は作品の仕上げ作業を行いました。
そして、完成した作品を仮吊りして、完成形の様子を見ました。
今までの作業が実を結び、ようやく作品が完成しました。
私たちは深い充実感を感じていました。
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10月22日、この日は糸島国際芸術祭2016 糸島芸農の初日でした。
様々な方に、作品を見て頂きました。
展示会場で、松末の地元料理を振る舞って頂きました。
高齢者の皆様は、非常に丁寧に、熱く、来場者の方々に作品の解説をして下さりました。
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10月30日、糸島国際芸術祭の最終日、この日もたくさんの人で会場が賑わいました。
高齢者の方の含蓄のある言葉に、来場者の方々も感銘を受けてらっしゃいました。
打ち上げのパーティーでは、様々な国籍のアーティストの方々と交流をさせていただき、非常に良い刺激になりました。
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糸島芸農に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。